社員インタビュー Vo.３

都市間を結ぶ高速バスを運行する仕事です。神奈川営業所は桜交通の中でも大所帯で担当する運行エリアも多く、北は青森から西は大阪まで夜行バスをメインに運行しています。運行中はお客様がお休みになっていることが多いので、快適にお休みいただけるよう、「より丁寧に、まるで止まっているかのように」を意識して安全走行に努めています。
すべてのバス運転士に共通しているミッションは、無事にお客様を目的地へお送りすることだと思います。当社のバスに安心して乗車いただく。より上質なサービスを提供する。そのためにはバス運転士として運転スキルを磨く必要があるので、日々研鑽に励んでいます。入社してからは、とにかく毎日試行錯誤を繰り返して運転技術を学びました。未経験から入社した私はマニュアル車にも慣れていなかったので、変速する度に車体が揺れてしまっていました。

バスは車体が大きいので、そのぶん変速時の揺れも伝わってしまうんですよね。入社する前に乗った観光バスの運転士さんはまったく揺れていなかったので、それが悔しくて自分もあんな運転がしてみたいと常にベストな運転が何かを考えながら仕事に向き合ってきました。
そんな私も現在では、新しく入社したバス運転士に対して指導をする立場になりました。バスの運転は当社において肝となる部分だと思っていますので、日々手を抜くことなく、運行チーム全体を盛り上げていけるように頑張っています。

他の会社で働いたことがないので比べることはできないですが、みなさん仲が良いところだと思います。神奈川営業所は桜交通の中で一番人数が多い営業所で、年齢も20代前半から60代まで幅広く在籍しています。私もですが桜交通には未経験から入った方がたくさんいて、おもしろいメンバーが集まっていますね。バリバリの営業マンだったり、近所の蕎麦屋さんだったり、、、ちなみに私も教員を目指していました（笑）。
みなさん多様な知識や経験からそれぞれ仕事に対するバックボーンを持っているので、話していると良い刺激をもらえます。バスはお客様の命をお預かりする緊張感のあるお仕事です。バスで毎日のように全国を運転して回っていても、営業所に帰れば笑い話のできる仲間がいる。

緊張感が常に漂う職場では帰ってきても疲れが取れないので、おのずと事故に繋がってしまうと思います。桜交通はオンオフを切り替えられる職場環境をみんなで作り上げているので、毎日楽しく働けています。

バス運転士なので、「安全運転を通して会社のブランド力を高める」ですかね。当社は犬と猫のキャラクターが特徴的な「キラキラ号」と呼ばれるバスを運行しています。子ども達にも大人気で、運転しているとよく手を振ってもらえるので嬉しいですね（笑）。先ほどもお話しましたが、バスの運転は当社において肝となる部分だと思っています。「キラキラ号の運転は素晴らしい。接客が素晴らしい。」と言われるようにしていきたいです。
また、ブランド力を高めていくことに通じる部分で、指導運転士としてプロ意識の高いチームを作っていくことが自分の役割だと思っています。営業所で一番うまい人に負けないように、考えながら仕事にも運転にも真剣に取り組んできた結果が評価されて指導運転士としての今があると思っています。

お客様を安全に目的地へ送り届けるために運転スキルを磨いていくことはもちろんですが、自分が運行チームを盛り上げるための姿勢、部下の成長などを考えるようになったのは桜交通で成長できたところだと感じています。「神奈川営業所 TAKEBAの運行チームには安心して路線を任せられる。」そう言われる運行チームを作っていきたいですね。