当社では輸送の安全に関する教育及び研修について、本年度より毎月の乗務員指導並びに年2回行うこととなった
乗務員全体研修において輸送の安全性向上に努めております。
(平成27年1月28日・2月4日に実施)
① みんなで作る安全文化~自分たちで考えた運行路線のリスクマップ作成~
当社では、運行路線上の危険個所を把握するために現在使用している運行基準図を利用し乗務員が持っているノウハウ、
経験を生かした危険個所の洗い出し(カーブ、交差点、渋滞、スピードが出やすい箇所等)ヒューマンエラー対策としてエラーが
起こりそうな場所(自損事故が発生しやすい場所、眠くなる魔のスポット等)また過去の事故発生場所の把握など自分たちで
直接運行基準図に書き込んでいく研修を行いました。この研修により危険個所のポイントが反映され、
乗務員自ら考え洗い出したことにより危険個所の意識付けや安全運転に対する考え方の意識を高め、さらなる安全運行に努めております。
② 交通事故防止のポイント~「安全運転」について考える~
当社では、事故が発生するポイントとして運転技術よりも過信や慣れ、「~かもしれない運転」「~だろう運転」などが事故のもととなり
「リスクテイキング」や「リスクホメオスタシス」などが主に要因があると考えております。
そこで専門機関より講師を派遣し研修を行っております。
また、「防衛運転」(相手のミスや相手の不安全な行動による事故に巻き込まれないよう万全の構えをもって運転する)についても
研修に取り入れ少しでも事故を減らしたいと考えております。
③ 薬物乱用根絶を目指して!!
当社では、覚せい剤及び危険ドラックを使用することは社会的責任及び企業に対する損害の大きさの重さを知ってもらうために
研修を行いました。弊社では昨年、全社員への規制薬物尿検査を民間の専門機関に依頼し実施しました。検査の結果、
全社員が陰性であることは判明しておりますが、尿検査だけでは規制薬物乱用を防止する策とはなりません。
そこで本当に社会的責任が重いことを知ってもらうために専門講師を招き研修を実施し、規制薬物乱用防止に努めております。