桜交通およびグループ会社のアットライナー各社の代表取締役より、今回の全体研修について、またこれからの安全への取組や安全理念に関してお話をいただきました。
まず今期においては、グループ内で被害者がお亡くなりになってしまった重大事故の発生があり、今までになく安全への向き合い方が問われる年度となりました。
事故が発生するとき、人間の心理的な要因による点がとても大きいと考え、焦りを招くような状況においては普段見落とさないようなことも気が付かないことが大いにあり得るということを認識し、普段より「焦らなくても良い」という心のゆとりが大切である事を一人一人が持つように、またそれが会社の風土として根付くことで、お客様を守り周囲の安全を守りひいては自分をそして自分の家族を守ることにつながることを常に心に刻み、安全運行を皆様にお届けして参ります。
また、会社としても安全のバックアップや乗務員の負担軽減を目指し、技術の進歩や環境の変化に対応した安全への取組をさらに進め、最新の安全装備車両の導入などを積極的に行い、「安全はすべてに優先する」をひとつひとつ着実に積み重ねて参りたいと思います。