乗務員指導年間実施計画- 2025年度 桜交通グループ(桜交通・ATLINER) -
実施月 | 指導内容 |
---|---|
4月 | ① 2025年度運輸安全マネジメントの取り組みについて ② 1.-1事業用自動車を運転する場合の心構え ③ 運行中の携帯電話取扱いについて |
5月 | ① 2.事業用自動車の運行の安全及び旅客の安全を確保するために遵守すべき基本的事項 ② 運転者における視野障害対策について ③ 9-2.交通事故に関わる運転者の生理的及び心理的要因並びにこれらへの対処方法 |
6月 | 【前期】乗務員全体研修※ ① 夏の交通安全運動の取り組みについて(7月イエローリボン運動) ② 喫煙・受動喫煙に関する影響について ③ 添乗指導 |
7月 | ① 3.事業用自動車の構造上の特性 ② 関係法令の遵守について(労基法、改善基準告示等)※全社員受講 ③ 1-2.事業用自動車を運転する場合の心構え |
8月 | ① 運行中の携帯電話取り扱いの再徹底 ② 4.乗車中の旅客の安全を確保するために留意すべき事項 ③ 秋の全国交通安全運動の取り組みについて(9月全社イエローリボン運動) |
9月 | ① 5.旅客が乗降するときの安全を確保するために留意すべき事項 ② 6.主として運行する路線もしくは経路又は営業区域における道路及び交通の状況 ③ 運転者における心疾患及び大血管疾患対策について |
10月 | ① 7-1.危険予測及び回避並びに緊急時における対応方法 ② 異常気象時における対処方法(管理者向け降雪時の対応について) ③ 運行中の携帯電話取扱いについて |
11月 | ① 8.運転者の運転適性に応じた安全運転 ② 年末年始安全輸送総点検の取り組みについて(12月~1月全社イエローリボン運動) ③ 1.-1事業用自動車を運転する場合の心構え |
12月 | 【後期】乗務員全体研修※ ① 災害時避難訓練(運輸防災マネジメント) ② 非常時対応・避難誘導の実地訓練(各営業所) |
1月 | 【後期】雪上運転実地研修※ ① 9-1.交通事故に関わる運転者の生理的及び心理的要因並びにこれらへの対処方法 |
2月 | ① 10.健康管理の重要性 ② 運行中の携帯電話取り扱いの再徹底 ③ 7-2.危険予測及び回避並びに緊急時における対応方法 |
3月 | ① 11.安全性の向上を図るための装置を備える事業用自動車の適切な運転方法 ② 12.貸切バスの添乗指導の報告 ③ 春の全国交通安全運動の取り組みについて(4月全社イエローリボン運動) |
乗務員全体研修- 2025年度(前期)-

当社では輸送の安全に関する教育及び研修について、毎月の指導教育に加え年2回の乗務員全体研修を実施し輸送の安全性向上に努めており、毎年6月には各専門講師に依頼をして、東北エリアと関東エリアに分けて乗務員が一堂に会しての実施を計画しております。
2025年度も昨年同様に乗務員が一同に会しての全体研修を5月21日に東北地区、6月11日に関東地区にて開催しました。今後につきましても、関係各所ならびに外部講師と連携を図り、新しい形での実践的かつ効果的な指導を行うとともに、さらなるスキルアップと安全安心の向上に努めて参ります。
乗務員全体研修【前期】:東北地区(5/21)・関東地区(6/11)実施
① 視野障害と被害者の実態について




自動車事故対策機構(ナスバ)様に、視野障害による運転への影響、目の病気の種類や詳細を講義して頂きました。次に交通事故で被害に遭い重度後遺障害者になった方々の実態を題材に講義を頂きました。どうしても交通事故発生直後は【死亡者】の被害者に対しての関心が集まり、【負傷者】の被害者にスポットが当たることが少ない現実があります。【死亡者】の被害者・家族だけではなく、【負傷者】の被害者・家族も後遺症に悩まされている人達も居ることを胸に刻み、絶対に交通事故を起こしてはならない。加害者になってはならない事を改めて誓いました。
② 睡眠セミナー ~居眠り運転防止!睡眠の質改善~




健康が重要視される運転士において、一番の休養とされる睡眠確保は最重要項目です。いかに睡眠が人間にとって重要な事であり、正しい質の高い睡眠をとる事で仕事においても高いパフォーマンスを発揮することが出来るという講義をして頂きました。睡眠セミナーを通じて正しい睡眠のとり方を身につけ習慣化を図ることで、日々の健康維持と安全運行の向上につなげてまいります。
➂ 運転行動サイクルからくる1秒の重さについて~ヒューマンエラー防止策~




過去事故事例の動画や映像を基に実態を題材にした講義を頂きました。実際に起きた事故映像を沢山見て解説してもらうことで、認知・判断・操作をどのように対応すればよいのか?など自分にあてはめて考え、また危険回避のポイントを学び今後の業務に活かすべく更なるスキルアップを図りました。
桜交通では、今後も定期的な研修を実施し、輸送の安全性向上に努めてまいります。