グループを代表し、株式会社桜交通代表取締役より訓示がありました。
AT LINER代表取締役の話しであった通り、中間管理職としてのコミュニケーションの大事さと、状況に応じたアドバイスをすること、また理解しない者に理解させてあげることが大事と感じている。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」という言葉がある。昔はゆっくりした変化だったが今はどうだ、というようなことを中間管理職は考えなければならない。
刻々と変化する交通情報を頭に叩き込み、乗務員の出発時に一言添えてあげることが大事なコミュニケーションである。
これまで、安全はすべてに優先するを礎にISOを取得し、第三者にも見える形で対策を取ってきた。乗務員の健康管理をどうするかという点については、厚労省から優良法人企業認定を受けるほどの対策をしている。それでも対策をし続けるのは事故を起こさないということを継続していくためである。
現在各営業所において点呼時に血圧測定を実施し各乗務員の血圧の脈差を算出してもらっているが、脈差というのは血圧の最大限から最小値を引いて出すもので、動脈硬化がどこまで進んでいるかを確認する数値になる。その数値をもとに管理者が乗務員へ一言添えられるかどうか、こういった健康や交通に関する話題、新しい情報などを適時取り入れ、乗務員に喚起していっていただきたい。
安全は全てに優先するというのは何度も何度も認識をし、落とし込んでいって形になる。何のためにこの作業をやっているのかというのを再認識し、最終的には事故ゼロにもっていきたいということを共通目標に業務にあたっていただきたい。
以上のような、管理者のあるべき姿や目指すべきものを再認識し目標を再確認するとしたお話しがありました。